トップページ物理学基本定数



 基本定数

物理学における定数には基本定数と物質定数とがある。
基本定数は理論構造に起因する根源的な定数であって、物理的条件や物質の種類などに依存しない普遍的な定数である。
(これに対して物質定数は単に個々の物質の属性を示す定数であり、物質の種類や物理的条件などに依存する。)
基本定数の例としては、次表に示すようなものがある。

  物理量 

 量記号 

  定数の値   

 SI 単位

   分野  

真空中の光速度

 c 

 2.99792458×108

 m s−1

 相対論、電磁気学、光学 

プランク(Planck)定数

 h 

 6.62606957×10−34

 J s

 量子論 

陽子の電荷

 e 

 1.602176565×10−19

 C

 量子論、電磁気学 

陽子の質量

 mp 

 1.672621777×10−27

 kg

 量子論、力学 

陽子の磁気モーメント

 μp 

 1.410606633×10−26

 J T−1

 量子論、電磁気学

中性子の質量

 mn 

 1.6749286×10−27

 kg

 量子論、力学 

中性子の磁気モーメント

 μn 

 −9.6623640×10−27

 J T−1

 量子論、電磁気学 

電子の質量

 me 

 9.10938291×10−31

 kg

 量子論、力学 

電子の磁気モーメント

 μe

 −9.28476362×10−24

 J T−1

 量子論、電磁気学

古典電子半径

 re 

 2.8179403267×10−15

 m

 量子論 

ボーア(Bohr)半径

 re 

 0.52917721092×10−10

 m

 量子論 

電子のコンプトン(Compton)波長

 λc 

 2.426310215×10−12

 m

 量子論 

微細構造定数

 α 

 1/137.035999074

 

 量子論 

真空誘電率

 ε0 

 8.854187817×10−12

 F m−1

 電磁気学 

真空透磁率

 μ0 

 4π/107

 N A−2

 電磁気学 

万有引力定数

 G 

 6.673 84×10−11

 kg m3 s−2

 力学、一般相対論 

標準重力加速度

  

 9.80665

 m s−2

 力学、一般相対論 

標準気圧

 P 

 101325

 Pa

 力学、熱学 

ボルツマン(Boltzmann)定数

 k 

 1.3806488×10−23

 J K−1

 力学、熱学 

アヴォガドロ(Avogadro)数

 NA 

 6.02214129×1023

 mol−1

 力学、熱学 

リュードベリ(Rydberg)定数

 RE 

 1.0973731534×107

 m−1

 量子論、光学 

気体定数

 RG 

  8.314472

 J K−1 mol−1

 力学、熱学 



[注] 一般に、量記号はイタリック体で表記し、単位記号は立体 (ローマン体) で表記する。


トップページ へ戻る